ブラジリアン柔術における武器のはなし。


武器を増やしていくか、武器を磨き続けるか

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今日は武器についてのはなし。

柔術をやるうえで、
守ることは重要だけど、
攻めることも重要。

防御力が強ければ、
極められるリスクは低くなるし、
もちろん負けるリスクも低くなる。

ただ、防御力だけ強くて
攻撃力が弱いのもツライ。

ポイントやアドバンを取られたときが
苦しくなるからだ。

やり方は人それぞれと言えば
それまでだけど、
やはり攻撃力も強くしないと。

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武器は多いことに越したことはないが、
使えないと意味がない。

僕の白帯の頃の武器は、
横帯返し、袖車絞、コムロックだった。

試合でも極めれるくらい使えたのは、
横帯返しと袖車絞。

ガードは下手くそで、
攻めるときは強いけど、
守りに入ると極端に弱くなった。

ひたすら研究し続けたところ、
少しずつコムロックの精度が
高まってきた。

紫帯になる頃には、
コムロックで極めることが多くなり、
バリエーションも増えていった。

そして茶帯の頃には、
一番絞りを使うようになった。

黒帯になってからは、
ガードも上手くなり、
リバースデラヒーバや
スパイダーガードをはじめ、
柔術らしいテクニックが
使えるようになってきた。

順番は違うかもしれないけど、
少しずつ自分のペースで
武器を増やしていった。

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今では、コムロック、一番絞りの
2本の刀を中心に、
片襟片袖ガード、ニーシールド、
クロスニーパス、横帯返しの
精度が高まってきた。

使える武器は少ないかもしれないが、
柔術を始めて約8年、
これらをひたすら磨き続けている。

そしたら、
来るのが分かっていても
極めれるくらい、
斬れ味が鋭くなっていた。

いつの間にか、
得意技が必殺技になっていた。

今は3本目の刀を見つけ、
磨いてる最中。
これが使えるくらいになれば、
また強くなること間違いなし。

相手としては、
かなりやりづらくなるだろう。

まだまだ成長途中。
ひたすら磨き続けていくよ。
生涯現役。
まだまだ強くなりたい。