RJJはIPPONジャンボリーという大会を定期的に開催しています。日本中の腕自慢が集まる団体戦です。一本を取らなければ勝ちにならないルールなので、通常のIBJJFルールのイベントと違って、白熱した展開が生まれます。また、団体戦は関東よりも、関西のほうが断然盛り上がるので、毎年春に大阪で開催しています。日本中の強豪がここぞとばかりにチームを作ってやってきます。これは試合であり、フェスであり、仲間との交流を深める会です。年々参加者が増えています。面白すぎるんです!!
・やはり見る方は一本勝ちがあったほうが盛り上がる。これは格闘技の基本。一本取ると会場がどっと湧きます。
・参加者は所属道場外の人を誘ってチームを作っても全然OK。垣根を超えた仲間を集める楽しさがあるんです。
・ブラジリアン柔術に限らず、空道、柔道、サンボ等、格闘技界の垣根を越えて戦うことの面白さがあります。
一、IPPONジャンボリーにおいては、男子の部は5対5、女子の部は3対3の勝ち抜き式を基本とする。IPPONジャンボリー燻し銀(35歳以上の男子の部)においては、3対3の勝ち抜き式を基本とする。
二、カテゴリーは、男子の部は白帯の部、青帯の部、紫茶黒帯の部、女子の部は白青紫帯の部に分けて行う。男子の部においては、上の帯色の部に出場することは可能。階級は『無差別級のみ』とする。
三、勝敗は、関節技、絞め技による一本、又は反則による失格のみで決する。ポイント、アドバンテージは入らない。
四、試合時間は、本戦5分、延長戦5分とする。時間切れの場合、先鋒から副将までは両者引き分けとなり、延長戦は行わない。大将同士で引き分けた場合のみ、大将がそのまま延長戦を行い、勝敗を決する。決着がつかない場合は、審判判定により勝利者を決定する。
五、寝技の攻防にて、両者ともに30秒間展開がない場合は、「待て」をかけ、立ち技から再開することがある。
六、関節技または絞め技(以下、極め技とする。)で場外に出そうになった場合は、以下の通り定めることとする。
① 様子を見る
極め技が決まりそうな場合は、場外から畳一枚分を出るまで様子を見る。
② 寝技から再開
極め技を仕掛けられている側が、エスケープに成功した場合、または場外から畳一枚分より外に出た場合は、「待て」をかけ、試合場内から寝技で再開する。
③ 立ち技から再開
ただし、アンクルホールド等の極め技を防御するために、場外に出てしまった場合は、試合中央から立ち技で再開する。
④ 反則負け
極め技を仕掛けられた際に、自ら場外逃避した場合は、反則負けとする。
※ 例:三角絞を仕掛けられた際に、相手を持ち上げて場外逃避する。
七、反則は以下の通りとし、直ちに反則負けとする。
あらゆる打撃攻撃、かみつき、目潰し、くすぐり、指を掴んだり反対側に曲げたり、舐めまわしたりする行為、背中を床につけている相手を持ち上げて叩き落とす行為(スラム)、ヒールホールド及びヒールフック、脊髄や頚椎を狙った攻撃。絞め技や関節技については、JBJJFルールに則ることを基本とする。(男子の部においては、白帯の部は白帯ルール、青帯の部は青帯ルール、紫茶黒帯の部は茶黒帯ルール、女子の部においては、白青紫帯の部は紫帯ルールに基づく)
※ 外掛けは、男子の部はIPPONジャンボリー白帯の部、IPPONジャンボリー燻し銀白帯の部、青帯の部、紫茶黒帯の部、女子の部は白青紫帯の部においては禁止とする。外掛けが有効なのは、IPPONジャンボリー男子 青帯の部、紫茶黒帯の部のみとなる。
※ 極め技を仕掛けられた際に、自ら場外逃避した場合は、反則負けとする。
※跳び付きクローズドガードについては、IPPONジャンボリー 女子 白青紫帯の部、IPPONジャンボリー燻し銀 男子 白帯の部において仕掛けた場合は、反則負けとする
八、道衣は柔術衣または柔道衣とする
(色は上下の色違いも含み自由。パッチ類の位置も自由。ただし、ほつれや破れているものは不可。)