帯色:黒帯 年齢:43歳 出身:東京都北区 趣味:映画鑑賞
国内ブラジリアン柔術の第一世代といえば90年代後半に始めた人をいう。その第一世代で伝説の柔術家の一人が小野瀬龍也だ。紫帯時代にはコパ・パラエストラ・イーストで今成正和選手に、茶帯時代にはコパ・リバーサルで小室宏二選手に、ドゥマウ・グランプリでは黒帯だった早川光由選手に勝利し黒帯に昇格。そして黒帯になってからはカンペオナート・ジャポネーゼであの青木真也選手にも勝利し喝采を浴びた。(ブラジルブログ参照)
小野瀬龍也といえば、スパイダーガードの使い手として有名だ。まだスパイダーガードが、その名前が知られる以前から使っており、当時は今のように、その袖の切り方が確立されておらず、一度捕まったらもう逃げられないとまで言われていた。小野瀬龍也のスパイダーガードは小野瀬スパイダーと命名され、↑のDVDでは、数々のオリジナリティあふれるスイープや極めが収録されている。当然RJJでセミナーを依頼するのであれば、この流れに乗ってスパイダーガードの達人にスパイダーガードセミナーをお願いしそうなのだが、先日、小野瀬龍也の愛弟子である、毛利部慎佑氏(ジャンプファイトクラブ北浦和代表)に、その師匠から受け継いだスパイダーガードの全てを2回に渡って出し切っていただいたので、師匠には違うものをお願いしようと思っていたところ、Let'sBJJによる小野瀬龍也の小野瀬ハーフシリーズが開始。
こちら、おじさん柔術家のスター登場により、このシリーズに歓喜する人多数。伝説の小野瀬龍也の今が見れたことと、2015年全日本を制したハーフガードの詳細がついに明かされたのだ。この動画シリーズは日本柔術界の事件である。巻末のインタビューも非常に見ごたえあり。
Let'sBJJ内でも語られているが、小野瀬龍也は長い沈黙のあと、2015年突如シーンにカムバックし、いきなり全日本のタイトルを奪取した。その時に駆使していたのがハーフガードだ。
ハーフガードは数あるガードの中でも、もっとも、そこからの技のバリエーションが多いガードだと私は思う。ハーフガードほど、生半可に使うと、すぐにパスされてしまうガードもない。あれだけスパイダーを極めた男が、ハーフガードをなぜ使うようになったのか?それは動画内のインタビューでも語られている通り、グラップリングでは袖がつかめないので、それに代わる近距離のガードを模索していたら、ハーフに行き当たったことと、レスリングの差し合いからヒントを得た、下手を取るハーフガード(通称小野瀬ハーフ)であるのが、特徴だ。
つまり、柔術→レスリング→グラップリング→柔術と技の応用が循環して独自のハーフガードを、小野瀬氏は形成したのだ。また、小野瀬氏が得意とする、エディ・ブラボー系のロックダウンやフックを使ったスイープも、小野瀬ハーフと組み合わせると非常に相性がよい。これらの連携は他に国内で使う人を見ない非常にテクニカルでかっこいい技ばかりだ。
そう。小野瀬氏はスパイダーガードしかり、イケてる技の使い手なのである。
小野瀬先生からのメッセージ
今回のハーフガードセミナーは体の柔軟性や瞬発力は必要としない技術体系です。体の固い方、非力な方、特にマスター世代の方に向いていると思いますので是非ご参加ください。また、いくつかのテクニックはLet's bjjにて紹介していますので事前に動画をご参照ください。
岡本裕士からのメッセージ
カタログのように、ただ、技を垂れ流すセミナーではなくて、技数を絞って内容を濃くすることがRJJセミナーの醍醐味です。小野瀬先生の奇抜でかっこいい下手をとるハーフ(通称小野瀬ハーフ)を是非とも習得してください。
◆ セミナー名
小野瀬龍也の『小野瀬ハーフ』セミナー
◆ 日時
2019年8月25日(日) 12:00~15:00
◆ 場所
墨田区総合体育館
◆ スケジュール
12:00 開場および受付
12:20 セミナー開始
14:50 セミナー終了
◆ 内容
① 小野瀬ハーフの作り方
・ 自分からハーフガードを作る
・ ディフェンスからハーフガードを作る
・ 小野瀬氏が1番得意なハーフガードの作り方(Let's bjj未収録)
② ハーフガードからフックスイープ
③ ハーフガードからエックスガードスイープ
④ ハーフガードからバタフライガードスイープ(Let's bjj未収録)
⑤ ハーフガードからバックテイク
⑥ 質疑応答
※ 内容は変更になる場合があります。
◆ 参加費(Paypal払い or 当日現金払い)
RJJ主催セミナーに参加したことがある方 6,000円
それ以外の新規参加者 7,000円
◆ 募集人数
限定24人
◆ 動画撮影
セミナー中の動画撮影は可能です。ただし、SNSでの公開はおやめください。
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□ 前日または当日のキャンセルは全額。
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セミナー集客協力:Let'sBJJ