ブラジリアン柔術において、極めに拘るというはなし。

人それぞれなのですが、

僕の場合は相手から一本を取った

瞬間が最高に気持ち良くて、

周りの応援してくれている人たちも

喜んでくれるから、

そういうスタイルを貫いています。


もちろん

スイープした瞬間やパスガードした瞬間、

相手の裏をかいてテクニックが

決まった瞬間なども気持ち良いです。


ただ、第三者である審判の主観によって、

ポイントやアドバンテージが入らなかったり、

それによって勝てたはずの試合を

落としてしまったりすることが、稀にあります。


それに比べて、

相手から一本を取るということは、

相手が参ったの意思表示、

つまりタップをするわけで、

自分と相手のみで決着がつきます。


数年前の試合で、

相手がタップしたため離したら、

その瞬間を審判が見ておらず、

一本勝ちが認められなかったという

経験をしたことがありますが、

相手からタップを奪えば、

ほぼ100%自分自身の勝利となります。


----------


柔道をやっていた頃、

「岡本は攻めが8割、守りが2割」と

周りから言われていました。

自分で言うのもなんですが、

技の切れ味は抜群で、

生まれてから投げられて一本負け

したことのない重量級の選手を、

背負い投げで瞬殺したり、

周りが苦戦するような選手から

一本勝ちしたり、

とにかく攻めるスタイルでした。


ただ、技ありや有効を取って、

そのまま試合終了まで粘ろうと思っても、

守りが弱いので投げられて

逆転負けしたこともあります。


周りからは

「岡本は守りに入ると弱い。

攻撃力はあるんだから、

常に攻め続けたほうが良い」と

言われていました。


たしかに引き分けを狙うときも、

守りに守って引き分けるというよりも、

僕の場合は攻めて

相手に技を掛けさせずに、

引き分ける方がやりやすかったです。


----------


そういったことから、

柔術でも攻めるスタイル

なのかもしれません。

守って一瞬の隙をついて

逆転というよりも、

攻めて攻めて攻めまくる。

こっちの方がシックリくるんです。


攻めてポイントを重ねていき、

それでも守ることなく攻め続けて、

試合終了でポイント勝ち。


たぶん、守りに入ると弱いんだと思います。

でも、寝技においては、

立ち技に比べて守りの技術も

アップしていると思うので、

意外とイケるかもしれませんが。。


----------


ちなみに、極めに拘り過ぎて、

試合に負けてしまった経験もあります。


そのまま手堅くリードを守れば勝ちなのに、

冒険したくなる自分がどこかにいて、

後者を選択して負けたり、

ポイントリードされて、

あとは極めを狙うしかないと割り切って、

結局は極めきれずに負けてしまったり。。


なので、

冷静さ7割、冒険3割程度に

おさめようと、

いつからかは忘れましたが、

だんだん心掛けるようになりました。


----------


あっ、話をまとめますね。


極めに拘るといっても、

一か八かのようなことは

あまりやりません。


一本は狙いますが、

あくまでもポジショニングありきです。


不十分な体勢からは、

一本が取れません。


相手の虚を突いて一本を取れることも

稀にあるかもしれませんが、

基本的には相手をしっかりと

コントロールしているから、

一本が取れるんだし、

テイクダウン、スイープ、

パスガード等のアクションも

決まるんだと思います。


RJJは極めに拘るチーム。

僕は極めに拘る選手。


でも、相手をコントロールして、

ポジショニングも大切に。


その先に一本勝ち、

すなわち極めがあるのだと思います。