柔術スタイルのはなし。


全てのスタイルの良いとこ取りが

できて、周りの方々の心に響く

試合ができれば最高。


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柔術のタイプというか、

スタイルについてのはなしです。


クラシカル柔術、モダン柔術、

ポイントやアドバンテージで

勝つコトを目指す柔術、

極めて一本勝ちするコトを目指す柔術。


色々なスタイルがあるのは、

柔術家の方ならご存知のとおり。


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昔の柔術はグレイシー柔術を筆頭に、

クローズガードやマウントからの

パウンド→バックチョークみたいな

印象が僕にはありました。


特にグレイシー道場破りの映像とか、

UFCのホイス戦とか、なんとなく

冷酷無比な感じがするというか。


まあ、一言で言うなら、

今はもうクラシカルな部類なんですよね。


ちなみに、

僕は相手に極めさせない柔術。

スキを見つけたら

極めを狙いにいく柔術。


なんというか、

極めて勝つ!という、

何とも分かりやすい

このスタイルが大好きでして。


ああ、こうありたいな。

そう思い続けている、

いわばロールモデルの

柔術スタイルなのです。


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対して、ベリンボロやラペラガードを

はじめとしたモダン柔術。


とにかくガードやスイープの

技術が発展しすぎて、

下からの展開だったり、

どっちが最終的に上を取るかを決める

上取り合戦だったり。


とはいえ、個人的には

ミヤオの地獄のミキサースタイルや

柔術に対する考え方、

あとはカイオテハのテクニックには、

ただただ凄い!の一言しか

見つからないくらい

尊敬しているわけで。


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終始、勝つための上取り合戦とかは、

ムンジアルの決勝戦なら

仕方ないという意見もあるけど、

僕だったらムンジアルの

決勝戦だからこそ、

なおさら見たくないという

思いが心のどこかにあります。


世界中の柔術家、

未来の柔術界を背負うキッズ柔術家等、


とにかく注目度激高の対決で

それはどうなのかな?と

思ってしまいます。


たしかに、柔術を生業にしていて、

勝って世界チャンピオン、

負けて世界2位では、

かなり違いがあるのかもしれない。


『勝てば官軍負ければ賊軍』

ということばのとおり、

勝てばいいんだという

考えもあるかもしれない。


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勝てばどんな勝ち方だろうと

いいのでしょうか。


例えば去年の世界3位になった佐々さん、

今年の世界ベスト8の

吉岡さんや金古さん。


この人たちはどういう考えで

柔術をしているのか分からないけど、

魂のこもったアツイものが

伝わってました。


佐々さんの

サミュエルブラガから逆転した瞬間の

不気味な笑みとガッツポーズ、

準決勝でアリに負けはしたけど、

ほぼ互角に真っ向勝負したのには、

本当に心をうたれました。


吉岡さんも、初戦、二回戦を

盤石な試合運びで勝ち進み、

準々決勝ではパウロミヤオに

ポイントを許さない、

アツイ戦いを見せてくれました。


試合終了後の表情が

なんとも言えなかったです。


金古さんも、

ムンジアルに挑戦したばかりの頃は

思うような結果が出せませんでしたが、

昨年のマスター2で世界2位、

今年のムンジアルでは世界ベスト8と

世界で数えるほどの位置に登り詰めました。


そんな凄い人が身近にいるなんて、

正直ヤバイですよね。


ピテウに対して2連勝、

ムンジアル二回戦での膝十字は

痺れました。


「勝てば官軍」ということばもありますが、

大事なのは結果だけではなく、

過程も大事ですよね。


要するにゴールに向かって

どう取り組んだか。


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少し話が脱線しましたが。。


要は色々なスタイルや考え方があって

良いとは思います。


『それは違うと思うよ。

こうあるべきだよね。』と

真っ向から否定して

自分の考えを押し付けるのでなく、


『なるほど、そんな考えもあるんだね。

ただ、僕としてはこういう考えを

持っているんだよ』と、


しっかりと相手の意見を飲み込んで、

自分の意見もアサーティブに伝えたら

良いかなと思います。


もちろん、全ての良いとこどりが

できれば最高です。


あと、モダン柔術、クラシカル柔術、

上、下、横、極め。


どれが一番とかではなく、

観てくれている周りの方々の

心に響くような柔術ができれば

良いのかなと、僕自身は思っています。


そうすれば、観てくれている周りの方々は

満足してくれているだろうし、

ブラジリアン柔術の良さや楽しさを、

まだブラジリアン柔術のコトを

あまり知らない方々に知ってもらう

良い機会にもなると思います。


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柔術最高。